「長期優良住宅」とは?

リフォームの補助金のご相談で筆頭にあがってくる、長期優良住宅化リフォームの補助金。

この「長期優良住宅」ってそもそも何の事?ということで、簡単に概略をご説明してみます。

昔から、住宅を新築するときは住宅金融公庫を利用して、少しお得に借り入れをする仕組みがあることは何となくご存知の方も多いと思います。この金融公庫の借り入れをする際には、昔は「公庫仕様」などと言って、建築基準法よりも少し厳しい、性能の高い家を建てる仕様が国から設定されていました。

その公庫仕様が、フラット35になり、そこに「長期優良」というオプションもつけるとさらに借入条件が良くなったり、節税ができるということになっています。

国はかなり昔から、この借入条件や節税の条件を利用することで、推し進めたい住宅の仕様を広めていたという訳です。

そして「長期優良」という内容は、言葉の通り長持ちさせる(75年~100年)家の仕様というのと同時に、昨今の環境問題から省エネ対策、断熱などもかなり高性能な仕様に設定されています。(といってもすぐに標準仕様になってしまいそうです)

「長期優良住宅化リフォーム補助金」は、そうした国の広めたい住宅仕様である「長期優良住宅」にリフォーム近づけることに対して、補助金が出るというものです。

今回はこの辺りで、細かなことはまた次回以降の機会に譲ろうと思います。