フローリングの床材

一口にフローリングといっても、合板の上にシートを貼ったもの、突板という0.3㎜程度のスライスした板を貼ったもの、2㎜ほどの挽き板を貼ったもの、無垢材と、色々あります。

シートもいつまでも汚れなくて、柄も綺麗でこれはこれでなかなかいいかなとも思います。突板は、傷に弱いことなどを考えると最近ではあまりお薦めしなくなりました。

逆にお薦めを聞かれたら挽き板フローリングか無垢フローリングが、お薦めしたいところです。無垢か挽き板はやっぱり癒されます。ほっとします。

最近になって気が付いてきたのですが、無垢や挽き板の樹種の違いです。事務所にもオークの挽板フローリングを一部張っているのですが、土足であがる場所なのにもかかわらず、汚れていないんです。(隣の別の樹種の床は汚れがあります)オーク材は硬くて緻密というのは、よく実感することも多いのですが、本当にそうなんだと改めて気が付きました。

じゃぁオークって凄くいいんやね、というかというと、そうでもありません。普段靴を脱いでフローリングを歩くとなると、杉板の方が気持ちいいと正直思います。あたりが柔らかくて少し暖かく感じます。

杉は変色も早いし、和風の雰囲気になってしまうのですが、そうした雰囲気もお嫌いでなければ、とてもお薦めです。