リフォーム減税について

耐震やバリアフリーなど一定の要件を満たすリフォームを行った場合に、「所得税の控除」や「固定資産税の減額」を受けることができます。 

ローン無しの場合・・・工事費の10% 所得税から控除されます。            

耐震リフォーム・・・現行の耐震基準に適合させるための耐震改修工事

・最大控除額25万円

・固定資産税 1/2を軽減                        

バリアフリーリフォーム・・・通路の拡幅、階段の勾配の緩和、浴室・トイレ改良、段差の解消など

・最大控除額20万円

・固定資産税 1/3を軽減                        

省エネリフォーム・・・全居室の全ての窓の断熱改修(またはこれと併せて行う「床の断熱工事」、「壁の断熱工事」)

・最大控除額25万円

・固定資産税 1/3を軽減                       

同居対応リフォーム・・・キッチン、浴室、トイレ、玄関の増設工事

・最大控除額25万円                            

▼ローンの場合 

 1 下記の工事で5年以 上のローンをご利用の場合は控除期間5年

バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム、同居対応リフォーム

・最大控除額62.5万円

 2 下記の工事で10年以上のローンをご利用の場合は控除期間10年

耐震・バリアフリー・省エネ・その他の増改築のいずれか

・最大控除額400万円

上記の工事を行い、建築士事務所が増改築証明書を発行すれば、減税制度を受けることができます。

お得にリフォームできるチャンスです。

リフォームをお考えの方は遊家堂にご相談ください!

       

図面作成について料金設定のお知らせ

 これまで得意先事業者様からの図面作成の料金について、明確に設定していなかったのですが、ご依頼頂く機会も多くなっているため、この度料金を設定させて頂く事に致しました。

 作図料金 : 4,000円(税別)x 作図時間 

となります。

ご参考例として、1,2階平面図を手書き図面を元にCAD入力し、PDFデータで納品した場合、2時間程度かかっていますので、8,000円(税別)となります。

何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

補助金・断熱リノベについて

内窓取付や、住まいの断熱性を向上させる様々な工事について、各種補助金が用意されています。その中で最も利用しやすい補助金の一つが「断熱リノベ」です。

 基本的には工事費の1/3以内の補助金で、高性能な断熱材や窓等を用いた断熱改修を行うことができます。例えば窓が4つあるマンションで、すべての窓に内窓を取り付ける場合に、工事費が60万円だとすると、その1/3にあたる約20万円が補助金として支給される可能性があります。

内窓例:プラマードU(YKK)

適用される条件は細かく設定されていますので、詳しくはご相談ください。

インスペクションについて

インスペクションの定型書式の一部です。

インスペクションというのは、既存の住宅の劣化状況を調査して、定型の報告書にまとめる制度です。中古住宅の売買の際に、第三者の公平な評価を得る為、自分の住まいの公平な評価を知りたいときの為の制度です。(流れ的には、アメリカの不動産取引では昔からこの制度があって、利用するのが当たり前となっていたのが、最近、日本版インスペクションの制度が始まりつつあるという感じです)

ですが、実際は補助金や節税の申請のときに、このインスペクションが前提となっていることがあり、そのためにインスペクションをする場合がほとんです。(関東では、不動産売買の第三者評価としての利用も徐々に増えているそうです)

インスペクションが必要なリフォームの補助金の一つが、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」という補助金です。

そして、いつも少し困るのが、国の定める「インスペクション」と、長期優良…の「インスペクション」は異なることです。報告する書式は、ワードで作ったひな形が同じなのか、罫線や段落などの形は同じですが、実際に書き込む、調査する内容は違います。(同じ報告書は使えません)

例えば、長期優良のインスペクションだと、補助金を申請する工事を軸にチェックするので、窓を替えるなら、その窓の遠景、近景、ガラスのアップ、の撮影が必要ですが、いわゆる「インスペクション」は不要です。天井の断熱材を替えるなら、天井の断熱材を中心とした天井裏のチェックと撮影をする必要がありますが、いわゆる「インスペクション」はそうした指定はないです。

そのため、長期優良のインスペクションは、基本的に工事内容が概ね決まってから行わないと出来ません。

しかし、長期優良のマニュアルによると、まずインスペクションを行って、工事計画を立案し、契約した上で申請することになっています。

その通りにしようとすると、まずはじめにインスペクションを行う時に、工事するかもしれない部分を全てチェックし、撮影し、報告書にまとめる必要があるという事になりますが、実務的には数日の日数がかかり、費用的にも高額になってしまいますし、そうしたインスペクションは行われていません。

現実的には、まず正式ではない現調を行って、どういうところを直すべきか、性能を上げるべきかを検討して、見積と打合せを何度か行ったうえで計画を内定し、改めて正式な長期優良用のインスペクションを実施する。となります。

もっというと、実際にインスペクションをしたところ、耐震補強の方が必要だったということもあり得ます。なので、補助金や耐震など、多岐にわたる診断ができるところに、まずは見てもらうことが大事だと思います。