
竹小舞下地も出来て、そろそろ中間検査かな?というころです。土壁が出来たころが耐力の構造が出来たころになるので、もう少し先になりましたが、これだけでも十分強そうに思います。新建築ばかり見ていると、え?と思われるかもしれませんが、この建物は限界耐力計算で確認申請を下ろしていて、建物が揺れても戻ってくる強さを証明しているようなイメージです。
ところで竹は新調しているのですが、構造と土は再利用しています。強くて、環境にも負荷の少ない建物です。

限界耐力計算とは、金物と合板、筋交い、釘を使わない伝統工法による建物の強度計算の方法です。純粋な伝統工法を守って改修、新築や移築をしたい場合は、この限界耐力計算に依ることになります。2年前に挑戦させて頂き、何とかサポートの方に助けてもらいながらも申請を通すことができました。この限界耐力計算で作る建築は、単に伝統を美化させただけではなく、現代の工法に負けない強さと良さがあることを実感しています。

竹小舞下地も出来て、そろそろ中間検査かな?というころです。土壁が出来たころが耐力の構造が出来たころになるので、もう少し先になりましたが、これだけでも十分強そうに思います。新建築ばかり見ていると、え?と思われるかもしれませんが、この建物は限界耐力計算で確認申請を下ろしていて、建物が揺れても戻ってくる強さを証明しているようなイメージです。
ところで竹は新調しているのですが、構造と土は再利用しています。強くて、環境にも負荷の少ない建物です。
古民家の移築は定期的にご依頼があるのですが、限界耐力計算までのご依頼はなかなか無いのが実情です。でも少しでも情報が増えれば、興味を持っていただける方も増えるはず。そう願って、これから少しずつ紹介していきたいと思います。