令和4年4月1日に税制改正が発表されました。これまで、木造は築20年より新しい家でなければ、耐震診断が必要でした。それが、築40年程度となる昭和57年1月1日より新しい家と変更になりました!!
さらに、昭和57年1月1日より古い家でも、耐震診断をして評点1(=新耐震基準相当)を証明するか、足りない場合は補強工事をして評点1となったことを証明することで、OKとなりました。
耐震診断自体は木造の場合はツール、制度が整っているので、高額なものではありません(遊家堂の場合は6万円+税)。ただ、昭和57年以前の建物で評点1を出すためには、工事が必要になります。それも相当な工事が必要な場合が多いです。一般的な戸建で200万~500万ほどかかっています。
但し、この古さの家の補強工事は補助金が利用できる場合が多いので、上記の1/3は補助金を当てにできると思います。あとは住宅ローン控除で節税できる額を計算すると、恐らく補強工事代は賄えるとは思います。
でも、これから中古住宅を探される方でしたら、初めにご説明した昭和57年より新しい家で、ローン控除がまるまるお得になる方が良いと思います。

